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2枚目の板で再挑戦:スノーボードのペイント方法


前回の塗装(2004年12月)から早3年の2007年12月、初めて塗装した板は譲ってしまったので、今回新たに塗装をするべく購入してから2年目の板を塗装することにしました。

追記:2011年12月まで4シーズン使用していますが、塗装の剥がれや板への不具合も確認出来ません。2回目の塗装にしては上手くいったなーと思っています。



塗装の準備


バインディングの跡

新品で購入してから丸2年が経過したデッキ表面です。

バインディングの跡が薄く付いていますね。このあとサンドペーパーで均すので、その前に万が一ソールに塗料が付かないように、薄くホットワックスを施しておきます。


粗めのサンドペーパーで均す

180番ぐらいの細目のサンドペーパーで、細かい傷やバインディングの跡を均します。

作業は風呂場でおこない、サンドペーパーが目詰まりしないように、水に浸しながら作業を行いました。

ある程度のところで触ってみて、引っ掛かりがなければ400番に変えて、ノーズからテールまでおこなったらシャワーで流して乾燥。


サンドペーパーで足付け

乾燥させたら塗装をしない場所をマスキングします。

スノーボードの場合は、ビス穴とエッジ、ソールをマスキングします。

ビス穴は養生テープ(数百円)を丸めて塞ぎ、エッジも養生テープで覆いました。


マスキング

ソールのマスキングは、テープの接着する場所が必要なので、広告やチラシをエッジから少し離して配置して養生します。

簡易塗装ブースは、自転車を通販で買った時に梱包してあったダンボールを使用しています。

換気扇に手作りノズルを繋げて、塗装のミストや溶剤の臭いを強制排気させます。屋外で作業をするのであれば必要ない。



塗装のコツ

使用する塗料は、ホルツの一液性ウレタン変性アクリル塗料のブラックです。この缶スプレーはホームセンターで売っている車の補修用コーナーにあるスプレー缶です。

缶スプレーは使用中にどんどん圧力が下がっていきます。下がると粒子も粗くなってくるので、温めながら使います。

スノーボード一枚であれば180ml缶を2缶購入して、ぬるま湯(30〜40度)で温めながら交互に使用します。こうすることにより、ガス圧を下げることなく使用出来ます。また、換気が十分な状態で作業をしてください。



今回も黒一色で塗装


1回目は薄く

スプレーは、練習方法でも説明をしましたが、塗装をする対象物から少し離した位置からスプレーを開始します。

塗装する時は、エッジの端からエッジの端(30cmぐらいの幅)を1秒ぐらいの速度で、スプレーを動かします。これをノーズからテール(どちらでも可)まで繰り返します。

一回目の塗装は、デッキのイラストが透けますが、気にしないこと。


2回目の塗装

30分自然乾燥させたら二回目の塗装をします。この時に埃が付着していたとしても、気にせず触らないででください。

左の画像は、二回目の塗装を終えたところです。一回目よりも黒くなったことが確認できると思います。

二回目を終えた時に、もう少し吹けそうだったので、追加で薄く吹きたしたと記憶。また30分乾燥させます。


3回目

三回目の塗装です。だいぶ黒くなって来ましたね。

まだ下地の赤色が透けていますが、次の四回目で漆黒になりました。


クリヤーを吹きます

30分乾燥させたあとに、クリヤーを一回目は薄く吹いて乾燥させます。

二回目は垂れる寸前の一歩か二歩手前でクリヤーを吹きます。クリヤーを塗装面から15〜20cmぐらい離して吹きます。

同じリズムでノーズからテールまでクリヤーを吹いたら乾燥。


凸凹になっています

クリヤーを吹いた一日後の塗装面です12月中旬ということもあり、乾燥しているか心配だったので丸二日間放置させておきました。

写真でも確認出来ると思いますが、スプレーによる塗装の粒子でブツブツした塗装面になっているのが確認できると思います。

また埃がクリヤーの上に付着して固まっています。これをツルツルにするため研ぎ出しをおこないます。



研ぎ出しで凸凹を平にします


マスキングを剥がします

マスキングを剥がしてから研ぎ出しをおこないます。

マスキングを剥がしてみると、厳重に養生したはずなのに、エッジ付近が細かい霧状のミストで薄く黒くなっていました。

ホットワックスを薄めにかけているので、あとで削ってしまえば問題ないレベルです。

 


研ぎ出し

水研ぎでしようする耐水性のサンドペーパーは、1000番、1500番、2000番手を粗いほうから順番に使用します。

ペーパーは畳んで指を当てて使うと、一部分に力が集中して削れやすいので、均一に力が加わるように当て木をします。

ここでは生塗り用のワックスで使うコルクを当て木として使っています。


水研ぎをします

デッキに水をかけたら、あせらずに1000番から水研ぎします。

ノーズからテールまで30cm四方ずつ研ぎ出しをします。この際に、エッジ付近は塗膜が薄いので細心の注意を払います。

2000番まで使ったあとに指で表面を触ると凸凹が分からなくなっていると思います。気をつけてほしいのが、コンパウンドで磨くまでは光り輝きません。


乾燥後の塗装面

水研ぎ後に乾燥させた塗装面です。写真ではザラザラに見えますが、触るぶんにはツルツルに感じ取れます。

この状態を見ると心配になりますが、コンパウンドで仕上げていくので大丈夫です。



コンパウンドで光沢を出す


コンパウンドと固定するコルク

使用するコンパウンドはホルツの極細(1ミクロン)です。写真では当て木にペーパーを貼り付けていますが、実際はネル布で磨きをおこないました。


一回目の磨き作業

一回目の磨き作業です。早く輝く塗装面を見てみたくなり、つい力を入れて作業をしてしまいがちですが、慌てずあせらず磨いていきます。


二回目の磨き作業

二回目の磨きで天井のライトが少し鮮明に写っているような気がします。

磨き作業は縦と横方向に布を動かしています。


光沢が出ました

三回目の磨き作業で仕上げをするために念入りに磨きました。

左の写真は、三回目の作業を終えた後の塗装面です。精根尽き果てた状態で写したので、天井のライトが入るアングルで撮影をし忘れました。

それでも、かろうじて写真で綺麗な塗装面を確認できると思います。



耐久テスト:4シーズン経過した塗装面


塗装から4年後

2007年11月の塗装から4年が経過した2011年のボードです。

若干塗装面がくすんでいることと、近づいてよく見ると表面に小さなシワが入ってますが。でも、素人目には気になるレベルではないと思う。

また、貼り直したデッキパッドも4年間剥がれることなく付いてます。



Last Update : 2011.12.13


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