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スキー場でキレイな写真を撮るコツ:初心者デジカメ講座


サークル、気の合う仲間、恋人、友達や家族と楽しめるウィンタースポーツ。たくさん転んで雪まみれになった瞬間、恐る恐る斜面に立ち上がった瞬間等々、思い出話に花を咲かせるアイテムといえばやっぱり写真ですよね。

最近のデジタルカメラには、ほとんど手ブレ補正機能が付いています。薄暗い場所で撮影をしない限り、はがきサイズのプリントで見るぶんには手振れは気にならないほどです。

しかし、撮影した写真をホテルや家に帰って見ると・・・あれ? 白銀の世界だったはずが灰色の世界として写っている。

このような経験をしたことはありませんか、このページでは、ゲレンデで撮影するテクニックと、記憶とは違っている写真を簡易レタッチする方法を、わかりやすく噛み砕いて紹介します。


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なぜ真っ白い雪景色が灰色になるの?

さて、なぜ真っ白い雪景色が灰色に映ってしまうのかというと、簡単に説明するとカメラは明るいとか暗いとかを、センサーに入ってくる光の量(反射率)で判断をしています。

例えば、白いものは光をたくさん反射するので、カメラは光を少なく集めようとシャッタースピードを早くします。黒いものはあまり光を反射しないので、光を多く集めようとシャッタースピードを遅く(開いている時間が長くなる)しています。

カメラのセンサーが基準にしているのは色ではなく光、つまり反射率18%(色で例えると薄い灰色)になるようシャッター速度を調節しています。カメラが赤いウェア(※1.)を見ると、赤い色は黒っぽく写っていますよね。黒っぽいのでカメラはグレーに近づけようと、シャッター速度(光を集める時間)や絞り(光の入る量)を調節します。


※1.赤い色をモノクロにして見ると

カラー モノクロ

雪景色がグレーに写るのは上記のような理由からだったのです。雪景色のスノーホワイトをグレーにしないためには、カメラの機能にある露出補正を使います。


露出補正で+1にしよう

露出補正とは、カメラが判断した露出を明るくしたり、暗くしたり出来る機能です。画面に白(ゲレンデやウェディングドレスのアップ)の割合が多い時は、メニュー画面で露出補正を探して、露出補正の画面でカーソルをプラス側に移動させます。

メニューを開くと、露出補正の画面で「−2,−1,0,+1,+2」とか「−2・・1・・0・・1・・2+」といった感じで数字が並んでいると思います。通常は真ん中の0に設定されているので、メモリを+1(1/2や1/3など細かく補正出来るカメラもある)にしたらOKを押して撮影をします。

天候や時間によっても光の状況が変わるので、撮影したら液晶画面で確認をしてみましょう。基本的に真っ白いゲレンデを写すのであれば、露出補正でプラスにすると覚えておけば、とりあえずは大丈夫。

習うより慣れろということで、たくさん写真を撮りましょう。段々慣れてくると撮影したいものが決まった時に、マイナス補正にしたほうが良いとか、ここはプラス補正にしようということがわかってきます。



スキー場で使うカメラ選びのポイント

スキー場の風景やコースのレポートをするようになってから数年が経ちました。最近はレンズを交換できるデジタル一眼レフも、十分に手が届く価格になり、携帯電話のカメラ機能も、キレイな動画が撮れる時代になりましたね。

さて、iPhoneやスマートフォンで日常の写真を撮り、twitter(ツイッター)やブログにアップして見るのであれば、きれいな画質を楽しめる昨今、どのようなカメラが良いのかなと考えてみました。

一つ目の選ぶポイントは、撮りたいと思った時にウェアのポケットから取り出せるサイズ。ほとんどのデジカメは、条件を満たしています。

二つ目の選ぶポイントは、グローブをしたままシャッターを押しやすいこと。写したいと思った時に、いちいちグローブを外すのは面倒だし、シャッターチャンスを逃してしまいますよね。iPhone等のタッチパネルはどうなんだろう?使ったことがないので、気になるところです。

以上とってもシンプルな2つの選ぶポイントでした。



使用カメラ

当サイトで使用しているカメラは、キャノンのPowerShot G9です。このカメラは2008年頃から使用していて、少しサイズが大きいのですが、ウェアのポケットには入る大きさなので、スキー場に行く時はいつも持ち歩いています。

手ぶれ補正が付いているのでナイターの撮影や、マクロ撮影で雪の結晶を写したり、ゲレンデの状態を撮影する時も重宝しています。

キャノンのGシリーズは、コンパクトデジタルカメラのフラッグシップモデルです。ポケットに入れたまま何度も転倒による衝撃を受けていますが、不具合は一度もありません。G10、G11へとモデルチェンジして、現在はG12になっています。

ちょっとサイズが大きく重いので、ビックカメラやヨドバシカメラ等で実機を触ってから購入を検討してみたほうがいいです。

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液晶画面で確認したら写真が暗く写っていた・・・

ゲレンデは白銀の世界だったのに、家に帰ってパソコンの画面で見たら写真が全体的に暗く写っていた。このような薄暗い写真を経験しないように、ゲレンデでは露出補正で+2/3や+1にすることを覚えましたが、今回は家に帰ってからパソコンでレタッチをする方法です。

レタッチの方法はいたって簡単で、写真を編集できるソフト(Photoshop等)で、明るさの調整で+側の数値を上げれば明るくすることができます。この方法は、ちょっと暗いかな程度であれば大丈夫です。以下の見本は、少し明るくし過ぎて雪の凹凸が消えてしまいました。

編集する時は、元のデータに上書きしてしまわないように、別のフォルダにデータをコピーして、コピーしたデータを編集しましょう。


フリーソフトでレタッチ

レタッチ前 レタッチ後


フラッシュは暗い時に使うだけの機能じゃない

背後に夕日があったり、眩しいと感じるような明かりがあるような場面で写真を撮ると、人物だけ暗く写ってしまいます。スキー場で撮影する場合も同じで、見た目では人物も周りの景色も同じように見えているのですが、カメラは明る過ぎだなと判断をして、シャッター速度を早くしてしまいます。こうなると人物だけ暗く写ります。


プラス補正をすれば良いのかな?

このような場面では、プラス補正をするとよいのですが、人物を見ている明るさにしようとすると、プラス補正を目一杯あげることになります。目一杯補正をすると、背景の雪景色が真っ白く飛んでしまうことになるので、プラス補正だけでは対処できない。


フラッシュを強制発光させよう!

背景を適度な明るさにしつつ、人物も明るく撮影したい場面ではフラッシュを使用します。フラッシュって暗くないと光らないのでは?と思われるかもしれませんが、強制的に光らせることが出来るモードがあります。

カメラのメニュー画面から発光モードを選択します。発光モードには「赤目軽減、強制発光、発光禁止」という項目があると思うので、強制発光モードを選んでください。強制発光モードというのは、撮影毎にフラッシュを発光させることが出来ます。

撮影を終えたら強制発光モードをOFFに戻すことをわすれないようにしましょう。発光モードを使いこなせば、撮影はいいけどフラッシュ撮影を禁止している場所でも、撮影をすることができますね。



自分を含めて記念撮影したい!でも三脚がない

グループの旅行や恋人と滑りに行くと、ぜったい一緒に写りたい時が必ずあります。集合して記念撮影をする場面であれば、通りがかりの人やスタッフさんにお願いをすれば良いのですが、ちょっとした場面で気兼ねせず何枚も撮りたいような時に使える方法。


道具は雪:予算0円

まず、斜面の雪を手でかき集めて、こぶし大(手をグー)の土台を作ります。その上にカメラを置いてセルフタイマーで撮影をします。この方法であれば、ナイターで写真を撮りたい時にもブレずに写すことが出来ます。


ミニ三脚:予算1,000〜2,000円

少しかさ張るし使うシーンは限られるけど、ゴリラポッド(大きいサイズもあるので注意)やミニ三脚等を一つ持っていると、旅行や夜景撮影にも使えて便利。クイックシューのアダプターを購入すれば、三脚に固定する時間を大幅に短縮できます。

※記念撮影は、滑り降りてくる人の邪魔にならないこと。


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スキー場で使うとバッテリーの減りが早い

カメラのバッテリーを前日にしっかりと充電したばかりなのに、気づいたら充電ランプが点滅していたという経験ありませんか?

バッテリーは基本的に寒さに弱いです。カメラのバッテリーも同じく寒がりさんなので、冷えていると性能を発揮しにくくなり、使用時間も減ってしまいます。気温がマイナスになるスキー場では、ウェアのポケットに入れているカメラも冷えっ冷えになります。

シャッターチャンスを逃したくないのであれば、予備のバッテリーを一つ購入しておくことをオススメします。



レンズが曇る

ゲレンデからセンターハウス等の屋内に入り、食事中の様子や談笑などを撮影しようと思ったら、なぜか液晶が曇っている。でも、よく見るとレンズが曇っていた。こんな経験ないですか?


これは、温かい部屋に冷たい水を入れたコップを置くのと一緒で、カメラが冷えすぎているために起こります。

この状態で撮影をしようとすると、レンズが曇るだけでなくカメラの内部が結露をしてしまい、故障の原因となります。

対処方法は、屋内に入ったらカメラ本体を冷たいと感じなくなるまで、室温に慣らします。それまでは、出来れば電源を入れないこと。

曇る

故障しても構わないのであれば、柔らかい布でレンズの水滴を拭けば撮影できます。拭いてもカメラはしばらく冷えたままなので、常に水滴を拭いてください。


Last Update : 2011.12.09


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